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虫歯を予防するには?虫歯治療と対策についてご紹介

虫歯治療と虫歯の予防に関して

一度虫歯になると、通院の時間や費用がかかるだけでなく、歯を抜かなければならないケースもあります。たとえ治療をしても、虫歯になった歯がもとの健康的な歯に戻ることはないので、虫歯の予防がとても大切です。 虫歯とは、口の中にいる細菌(虫歯菌)が、食べたり飲んだりする糖分を餌にして作りだした酸によって、 歯が溶けた状態のことを言います。

本記事では、虫歯治療や虫歯の原因と予防について解説します。

虫歯治療や予防について
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1. 虫歯治療とは?

虫歯の治療方法は、虫歯の進行度によって異なります。

エナメル質のみが損傷している初期段階の虫歯は、歯を削るなどの大きな治療は行わずとも、予防処置により、さらなる悪化を防ぐことが可能です。この段階では、定期的な検診が推奨されます。 虫歯が象牙質に達しているような中等度の虫歯の場合、通常、詰め物での治療が必要です。詰め物には、コンポジットレジン、アマルガム、ゴールド、セラミックなどがあり、患者の状況や好みに応じて選択していきます。 虫歯が神経に達しているような重度の虫歯の場合は、より複雑な治療が必要となります。神経治療と呼ばれる根管治療を行い、感染した歯髄を取り除きます。その後、歯を清潔に保ち、詰め物で封鎖します。

2. 虫歯治療の費用感

虫歯治療にかかる費用は、治療の種類や治療が必要な歯の数、使用する材料の種類、治療を受ける歯科クリニックの所在地によって異なります。初期虫歯の治療費は数千円程度で、保険外の場合もあります。中度の虫歯の場合は詰め物治療をするため、治療費が高額になる可能性もあります。

さらに、歯の状態に合わせて入れ歯を作成したり追加の治療が発生したりすると、より料金がかかってしまいます。虫歯の進行が進むほど、治療費がかさんでいくので、歯に異変を感じたり、痛みを感じたりした際には、なるべく早く歯医者へ行くことが大切です。

3. 虫歯治療の痛み軽減

虫歯治療を控えている多くの人々が抱える最大の不安の一つが、治療中の痛みです。しかし、現代の歯科技術の進歩により、痛みを最小限に抑える方法が数多く存在しています。最も一般的なのは局所麻酔です。これにより、治療部位の感覚を一時的に遮断し、患者が痛みをほとんど感じることなく治療を受けることができます。また、歯科医は患者の不安を和らげるために、麻酔の前に表面麻酔クリームを使用して、局所麻酔の針を刺した際の痛みを軽減することもあります。痛みを感じやすい患者や、痛みに対して特に不安を感じる患者には、より痛みを感じにくい麻酔のオプションを追加できる場合もあります。これには、笑気ガス(一酸化二窒素)や鎮静剤を用いた治療が例として挙げられます。笑気ガスはリラックス効果があり、患者を安心させることで、より快適に治療を受けられるようにする効果があります。

虫歯の予防について

4. 治療後の食事のタイミング

虫歯治療の直後に食事を摂ることは推奨していません。虫歯治療の直後は、麻酔がまだ効いている状態のため、誤って口内を噛んでしまう危険性や、やけどのリスクがあるためです。また、治療直後は詰め物が完全に固まっていない状態にあるため、せっかく治療した詰め物が取れてしまう可能性もあります。食事を摂り始めても良いとされているタイミングは、麻酔が切れ始めるタイミングに合わせて、1~3時間後と言われています。ただし、麻酔の違和感の残り具合は人によって違うため、あくまで目安として考えると良いでしょう。 ただし、麻酔が切れたとしても、自由に食事ができるわけではありません。治療した歯に刺激を与えないように、柔らかい食べ物や、熱すぎたり冷たすぎたりしない食べ物を選ぶことが重要です。硬い食べ物を咀嚼した場合には、詰め物が取れてしまうリスクがありますし、熱すぎたり冷たすぎる食べ物は、歯の神経を刺激するため、治療後の歯に大きな負担がかかってしまいます。さらに痛みも伴う可能性もあるため、避けたほうが良いとされています。

5. 虫歯の効果的な予防とは?

虫歯になる前に、原因を取り除いて予防することが一番大事です。虫歯の予防方法として、一番認識しておきたいことが、「虫歯菌を減らすこと」です。虫歯菌の正体は、プラークと呼ばれるもので、虫歯菌が作り出すネバネバとした物質が接着剤となって、歯に付着しています。プラークは、うがいの洗浄力では落とすことができず、歯磨きでキレイにこすって掃除をしなくてはいけません。キレイな口腔環境を保つこと、つまり歯磨きをすることが、虫歯の予防に繋がります。歯磨きにおける基本の話です。

しかし、歯磨きをするだけでは、プラークを完全に取り除くことはできません。そこで、「虫歯菌の活動を抑えること」が虫歯を予防するうえでポイントとなります。虫歯菌の活動を抑えるためには、食事をしたらすぐ歯を磨くことが大事です。食事を摂ると、食事の中に含まれている糖分を、虫歯菌が餌として取り込んでいきます。虫歯菌が糖分を餌として取り込む前に歯磨きをすることで、虫歯菌が活発に活動することを予防する効果があります。

それでも、普段は会社や学校に通っていたり、外食が多かったりすると、毎食すぐに歯を磨くことが難しいケースも多いでしょう。そのような場合には、定期的に歯医者へ通い、口内環境を定期的にメンテナンスすることも大切です。歯医者では、予防歯科として歯磨きのブラッシング指導や、歯のクリーニングを行います。歯科検診で口内環境を整え、虫歯のできない強い歯を作りましょう。

6. 虫歯にはフッ素が良い?

「虫歯にはフッ素が良い」という言葉を聞いたことはありますか?
フッ素を塗ることで、歯にとって様々なメリットがあります。

まず、フッ素は虫歯の原因となる「酸」が作られることを抑えます。ミュータンス菌という酸性の菌が口腔内で増えると、虫歯の原因となります。このミュータンス菌の増殖をフッ素は防ぐため、虫歯の予防をすることができます。また、フッ素は歯のエナメル質に入り込むことで、虫歯になりにくい強い歯を作る効果があります。さらに、初期の虫歯であれば、フッ素の力で重症化を防ぐことができます。虫歯が進行するのを防ぐために、再石灰化という重要な働きをフッ素が促進します。そのため、虫歯になってしまっても、初期の段階であれば、歯を強くすることができます。

フッ素をどのように取り入れたら良いのでしょうか。

代表的な例としては、フッ素入りの歯磨き粉を使用することが挙げられます。フッ素入りの歯磨き粉は、薬局でも購入できますし、日常的に取り入れることができるため、非常に手軽な手段です。予防歯科に興味がある方は、お試し感覚で、フッ素を取り入れてみると良いでしょう。一方、歯科医院でフッ素を直接塗布する方法もあります。歯科医院でのフッ素塗布は、高濃度で信頼性が高いため、すぐに効果を求める人に最適な方法です。

7.虫歯治療は安佐南区のこころ歯科クリニックへ

虫歯治療は、早期発見と適切な治療が鍵です。また、治療後の歯のケアを怠らないことも大切です。虫歯治療は痛みや費用の負担を減らすためにも、早期の発見と予防が最も重要のため、日頃からのケアを怠らず、定期的な歯科受診を心掛けましょう。

少しでも気になる症状がある方は、広島市安佐南区の歯医者「こころ歯科クリニック」にご相談ください。当院では、虫歯や歯周病の治療はもちろん、小児歯科、入れ歯・インプラント治療、矯正治療、審美治療・ホワイトニングなど幅広い診療を行っています。平日19時まで、土曜日も診療しております。

虫歯治療」や「歯科検診」でしたら こころ歯科クリニックにご相談ください。

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