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口内炎が治らない!「口内炎」の原因と治し方を解説します。

口内炎

「口内炎」に悩まされた経験はありませんか?

どんなに小さくても口内炎が口の中にできると、舌で触れてしまったり再び歯で噛んでしまったりして、満足に食事や会話が楽しめないと思います。本記事では、「口内炎」の原因や治し方、予防について解説します。口内炎にお悩みの皆様にとって、少しでもお役に立てればと考えております。

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1. 口内炎とは?(口内炎の種類)

「口内炎」とは、口の中や周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。頬や唇の裏、舌など、口内のあらゆる粘膜にでき、 痛みや不快感を伴います。口内炎にはいくつか種類がございますが、最も多いのが、円形で白っぽい「アフタ性口内炎」です。その他、外的刺激が原因の「カタル性」、 カンジダ菌による「カンジダ性」、高熱が数日続いた後に舌や唇の裏の粘膜に小さな水疱ができる「ヘルペス性」があります。通常、数日から2週間ほどで完治します。他の人にうつす心配もないので、基本的には自然治癒を待ちます。

2. 口内炎の症状

免疫の低下や栄養不足による口内炎の場合、赤く縁取られた2~10mm程度の丸くて白い潰瘍が口内に発生します。一方、矯正器具や噛んでしまうなど刺激による口内炎の場合、境界が不明瞭で赤く腫れたり水疱ができたりします。

3. 口内炎の原因(口内炎ができやすい人の特徴)

口内炎の原因は、ビタミンB2・B6・Cなどの「栄養不足」、ストレスや疲れによる「免疫力の低下」、「ウイルス感染」、「外的刺激」などが考えられています。特に、睡眠時間がバラバラの方や偏食の方、日々のセルフケアを怠っている方は口内炎ができやすいです。また、歯並び八重歯が理由で、口腔粘膜を傷つけてしまったり、うっかり粘膜を噛んでしまったりして、口内炎ができてしまう方も多くいます。また、見た目が似ている悪性腫瘍に「口腔がん」があります。口腔がんになる人の80%は、たばこが原因と考えられています。口腔がんは発生率が低いですが、自覚症状がないケースがほとんどです。

口内炎

4. 口内炎の治し方


ビタミン摂取

ビタミンB群やビタミンCが口内炎の治癒に役立つとされています。特に、ビタミンB2が不足すると口内炎が起こりやすくなります。バランスの取れた食事を心がけ、緑黄色野菜や果物、魚介類を積極的に摂取しましょう。

口腔内の衛生を保つ

口内炎ができた場合、口腔内を清潔に保つことが重要です。毎日の歯磨きに加え、抗菌効果のあるマウスウォッシュを使用すると効果的です。また、歯ブラシの交換も定期的に行いましょう。

十分な睡眠

睡眠不足は免疫力の低下を引き起こし、口内炎の原因となることがあります。十分な休息を取り、体の回復を促進することが大切です。質の良い睡眠を心がけることで、口内炎の治癒も早まります。

口呼吸や無意識に開いた口

辛い食べ物や熱い食べ物は口内炎を刺激し、症状を悪化させることがあります。消化の良い食事を摂り、胃に負担をかけないようにしましょう。また、アルコールやカフェインの摂取も控えると良いでしょう。

胃に負担をかけない

口呼吸や無意識に口を開いたままにする習慣は、口内の乾燥を引き起こし、口内炎の原因となります。普段から鼻呼吸を心がけ、口を閉じる習慣をつけましょう。特に睡眠時には、加湿器を使用するなどして口内の乾燥を防ぐと良いです。

市販薬

口内炎の症状を緩和するために、市販の治療薬を使用するのも一つの方法です。塗り薬やパッチタイプの薬、うがい薬などが販売されています。これらを適切に使用し、症状の改善を図りましょう。

5. 口内炎の対策

口内炎は痛みや不快感を伴い、日常生活に影響を与えることが多いです。効果的な対策を行うことで、口内炎を予防し、早期に治癒させることができます。

口の中を殺菌

口の中を殺菌するためには、抗菌効果のあるうがい薬やマウスウォッシュを使用すると効果的です。毎日の歯磨きも欠かさず行い、特に食後はしっかりとブラッシングしましょう。

サプリメント

必要な栄養素を補うために、サプリメントを活用することも効果的です。特にビタミンB群やビタミンCが口内炎の予防に役立ちます。これらのビタミンは口内の粘膜を健康に保つ働きがありますので、積極的に摂取するようにしましょう。

食生活の改善

バランスの取れた食生活を心がけることは、口内炎の予防に直結します。野菜、果物、魚、肉などをバランス良く摂取し、特に緑黄色野菜はビタミンが豊富です。また、辛い食べ物や酸っぱい食べ物は口内を刺激し、口内炎を悪化させることがありますので、これらの食品を控えるようにしましょう。口内を乾燥させないために、十分な水分を摂取することも大切です。

生活習慣の改善

健康的な生活習慣を維持することは、免疫力を高め、口内炎の予防につながります。質の良い睡眠を取ることで体の回復を促進し、免疫力を維持します。ストレスは免疫力を低下させる原因となりますので、リラックスする時間を作り、ストレスを適切に管理しましょう。さらに、運動は血流を促進し、体全体の健康を維持するために重要です。

6. こんな場合は早めに歯科へ

口内炎がなかなか治らないときや早く治したいときは、歯科医院を受診して治療を受けることをお勧めします。口腔がんは、見た目が口内炎に似ていることから見過ごされてしまうことがあります。しかし、がんは放置すると進行し、命に関わることもあるのでお口の中に違和感があると感じた時には、鏡でお口の中を確認してみましょう。早期発見や対処することが大切です。

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