前歯部1.1のジルコニアクラウン連冠の作成 ポーセレン築造からの最終仕上げまで
前歯部1.1のジルコニアクラウン連冠の作成 ポーセレン築造からの最終仕上げまで
ポーセレン築造の最終段階にあります
ここまでの工程は長く、数日を要します
このように築造の段階では淡い藍色をしています
焼きあがると色も変わるため、焼き物と同じで、
焼きあがるまでは色合いもわからなく、経験というスキルだけで量も
範囲、厚さもすべてがそこが頼りとなります
これより築造していきます
ファーネスという炉の機械のため900度に上がるのも数分で、、、
30分もあればしっかりと焼成できます
焼成後すぐのものになります
色味が歯らしくなってきました
焼成後歯の細かい表面に、乱反射を考えた細かな線を無数に入れて隆線の形態、などの起伏を表現していきます
再度、研磨工程に入るとほぼ完成となります
このように歯は表面にエナメル質、中に象牙質、中心部に神経という構造にて出来ています
それを表現するのには5回以上のポーセレンの築造、焼成工程を経ていかなければ深みのある歯とはならないです
個性のある歯に仕上げることが、被せとはわからない歯へと
患者さん、術者満足いくセラミックへとなります