飲み込む機能が
低下していませんか?
飲み込む機能が低下していませんか?
食べる機能を保つために
口に運んだ食べ物を歯を使って咬み砕き、舌で唾液とともにのどへ送り込む。このような「ものを食べる」行為は、健康な方にとってはふだんは意識することなく行われています。しかし、加齢や病気などが原因で食べ物を咬み砕いたり、舌を動かしたり、飲み込んだりという機能が衰えてしまう場合があり、嚥下(えんげ)障害という症状を引き起こすことがあります。嚥下障害は食事が苦痛に感じてしまうだけでなく、肺炎といった全身の健康に影響を及ぼす可能性もあるため、放っておけません。
安佐南区の歯医者「こころ歯科クリニック」では、飲み込む機能を調べる内視鏡検査を実施し、嚥下障害のリスクがないか調べています。「以前より飲み込みにくい」「食べるのに時間がかかる」「口から食べ物が出てしまう」といった症状がある方は一度嚥下内視鏡(VE)検査を受けられることをおすすめします。
食べる、飲み込む機能が低下していませんか?
以下は、食べ物が口に入ってから胃へ送り込まれるまでの流れになります。この一連の流れを摂食・嚥下と言い、各過程で何らかの障害があり、食べ物をスムーズに飲み込めなくなることを「嚥下障害」と言います。
- 01
食べ物を認識して
口に取り込む。 - 02
食べ物を飲み込み
やすい形にする。 - 03
口からのどへ
送り込む。 - 04
のどから食道、
胃へ送り込む。
嚥下障害の有無や程度を知るために、内視鏡検査(VE)を実施します。
嚥下内視鏡(VE)検査とは
嚥下内視鏡(VE)検査は、鼻から約3mmの内視鏡カメラを挿入し、嚥下機能を調べる検査です。口腔内で咬み砕かれた食品や唾液がどのようにのどを通るのか、どのくらい唾液と混ぜ合わされているかなどを調べます。所要時間は15分~30分です。咽頭や喉頭などの器官に問題がある場合には、耳鼻咽喉科などへの受診をおすすめします。
嚥下機能がしっかりと機能している
嚥下機能がよく機能していない
左にあるのが嚥下機能がしっかりと機能しており、ゼリーを飲み込むとしっかりなくなっているのがわかります。右側の動画は嚥下機能がよく機能しておらず、ゼリーを飲み込んでも残ってしまっています。
口から食べることが元気の秘訣です
しっかりと口から食べることが元気になる一番の秘訣です。口から食べ、物を噛むことで脳へ良い刺激を与えることができます。また、噛むことで唾液も分泌されます。唾液には抗菌作用が含まれており、人間は1日約1.5Lの唾液を摂取しており、病気になりにくい体を作っています。口は命の源ともいわれているのはこのことから言われています。
内視鏡に使用する機材について
当院ではペンタックス製の内視鏡、光源装置を導入しており、高精細な画像で鮮明で明るい画像を表示することが可能です。そのため、異変のある箇所はすぐに発見できるため、日々の医療に役立てています。
当院は医科歯科連携を目指しています
当院では医科歯科連携を目指し、八千代病院と連携して口腔ケアについて学会などで発表を行っています。これからも医科歯科が連携を図り、地域の皆様に良い暮らしができるように日々邁進してまいります。
訪問歯科診療も行っています
ご高齢で通院ができない方や、身体が不自由で歯科医院に通いたくても通えないという方のために、歯科医師、歯科衛生士がご自宅や病院・施設などにお伺いする「訪問歯科診療」を行っています。ご来院時とほぼ変わらない治療が行えるよう、さまざまな検査機器、治療機材を訪問歯科の診療車両に載せてお伺いしています。訪問歯科でレントゲン撮影や歯の切削も可能です。
診療の曜日・時間は、患者さんのご都合をお伺いの上、決定します。基本的に保険適用となり、出張費などはかかりません。訪問歯科診療のご希望がある方は、一度当院までご相談ください。
診療内容
- 歯科全般、口腔外科、虫歯、歯周治療、義歯、口腔ケア
- 摂食、嚥下機能評価、訓練
- 無料歯科検診
- 口腔がん検診
予防歯科はこちら
歯の残すための予防歯科、
当院の予防歯科メニューをご紹介しています。
診療予約はこちらから
当院は患者さまをお待たせしないために
予約制となっています。
診療予約はお電話またはWEBにて受け付けています。
診療時間:平日 9:00~13:00/14:30~18:30
土曜日 9:00~13:00/14:30~17:00
休診日:日曜日・祝日